2020年2月29日土曜日

クリップボード履歴

「クリップボードの履歴」機能は、デフォルトでは無効なので、[Windows]+[V]キーでクリップボードウィンドウを表示して有効にする。

 これまでのクリップボードと同様、Windows 10上で「コピー」や「切り取り(カット)」を実行すると、クリップボードにそのデータが保存される。最新のデータを貼り付けるのであれば、これまでと同様、単に[Ctrl]+[V]キーなどで「貼り付け(ペースト)」を実行すればよい。

 ここで過去に「コピー」または「切り取り」を行ったデータを貼り付けたい場合は、[Windows]+[V]キーを押す。すると、クリップボードウィンドウが表示され、そこに過去に「コピー」や「切り取り(カット)」を実行したデータが表示される。あとは、使いたいデータをマウスで選択するか、[↑][↓]キーで移動して[Enter]を押せば、そのデータが貼り付けられる。

 ただ、保存される履歴は25件ほどのようなので、あまり古いデータは履歴からなくなってしまうので注意が必要だ。よく利用するデータは、ピン留めしておけば、履歴から消去されないようになる。メールの定形あいさつ文のようなものは、クリップボードにコピーしておき、ピン留めしておくと便利かもしれない。

保存形式は画像、テキスト、HTMLだけ
 コピーをすると通常のクリップボードに格納されます。同時に、Windowsクリップボードにも保存されます。通常のクリップボードはファイルや3Dオブジェクトなどさまざまな物を格納できますが、Windowsクリップボードに保存できるのは画像か、テキストか、HTMLのみです。

変換されてスタックされる
 画像やテキスト以外もの(例えば、PowerPointの図形など)をコピーした場合は、テキストか画像として保存されるか保存されません。 また背景透明のPNG画像であっても、保存時はJPEG画像として保存される。

容量制限がある
 項目ごとに4MB


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